国家的組織への融合
考古学的、歴史学的、現代史的な社会・文化に関する諸研究は、将来貯水池になっても当然と思われる河川流域で、最小レベルの出費で完成されるべきです。
ときにはこれらの研究による発見は、ある特定のダム建設地点や堤高に反対したり、あるいはある特定のダムを建設する代わりに、他の代替物を選んだりするのに十分な根拠を提供するだろうと期待されています。
貯水池の創造によって、湖盆住民は急速に彼らの属する国にとけこむようになります。
ダムサイトと貯水池に通じる新しい道路は、住民や商品やサービスの出入りの通路になります。
地方の開発は、地域住民をより広範な経済圏に統合することを促進しやすいものです。
ダム建設は多くの労働力を必要としますが、その大多数は湖盆以外からやってきます。
そして新しい考え方や習慣をもちこんできます。
住民の再配置は、一般に新しい学校やその他の社会的サービスを伴っています。
この過程に関連した便益と費用とは、誰がそれらを見積もるかによって、ある程度きまるものです。